top of page

​東ティモールの人口構成

実は、インドネシアの侵攻・占領によって、人口の3分の1に当たる20万人が命を落としたことがある東ティモール。

現在は、独立によって徐々に人口が伸びてきています。2018年の統計では、全人口が約126万人(岩手県の人口と同じぐらい)で、その中でも特に0歳から19歳までの人口が全人口の半分を占めています。

 

実際に東ティモールに行くと、写真のように街の至る所で子どもたちが遊んでいる姿をよく目にします。

1950年の従属人口指数(生産年齢人口(15~64歳人口)が年少人口(15歳未満人口)と老年人口(65歳以上人口)をどれだけ扶養しているかを示した指数)の高い国の中のトップ15以内に入っていましたが、現在では独立の影響によりその問題が解消されつつあります。

 

人口密度は、北海道とほぼ同じの75人/㎢です。首都のディリでも、東京のように人が密集していることはなく、ビーチに行っても人がいないことも珍しくありません。

人口のうち、大半はメラネシア人を占めています。その他華僑、インド系移民、ハーフカスト(ポルトガル人とメラネシア人の混血)、ごく少数のカーボベルデなどアフリカ系の移民などが存在しています。

2100年には今の人口の倍になるという予測も出ており、今後の東ティモールの発展には目が離せません。

bottom of page